『経済建設論ノート第一巻 マルクス共産主義論の発展』

 拙著『経済建設論ノート第一巻 マルクス共産主義論の発展』(著者発行、2015年4月刊)を出版しました。書泉グランデ(東京・神田神保町)4階、模索舎(東京都新宿区2-4-9)、ナカムラヤ(群馬県太田市本町14-27)で売っています。読んでください。

  マルクスの魂をわがものとして
    黒田寛一の探究を真にうけつぐ
        スターリン主義超克の書!
をめざしたものです。

 目次は次のとおりです。

 『経済建設論ノート第一巻 マルクス共産主義論の発展』目次
 はじめに
〔1〕 中国の政治経済構造を分析するために
〔2〕 過渡期社会の経済建設論
 Ⅰ 過渡期社会の経済建設
  一 社会的総労働を比例的に配分するための「価格」表示
   (一) さまざまな労働と労働時間
   (二) 基本的諸規定
   (三) 労働手段の更新
   (四) 諸労働の格づけ
   (五) 「価格」表示にもとづく社会的総労働の比例的配分
   (六) 小規模生産および農業
  二 過渡期社会における生産過程およびその技術化
   (一) 社会的生産の目的意識的実現
   (二) 労働過程の技術化
   (三) 「指揮という労働」にかんするマルクスの展開
  三 マルクス『資本論』の展開の裏面においてつかみとりうるもの
   A 対象化された労働の移転と生きた労働
   B 必要労働と余剰労働
   C 生産過程の技術的構成の高度化
   D 社会的総生産物の再生産
    (1) 単純再生産
    (2) 拡大再生産
    (3) 労働の生産性を向上させる特殊なばあい
    (4) 生きた労働にたいする死んだ労働の比率をたかめるばあい
   E 対馬忠行の「労働時間」のつかみ方について
  四 社会的再生産の基本構造
   A ソ連邦における「価格」決定の問題性
   B 過渡期社会における社会的総生産物の再生産
    (1) 単純再生産
    (2) 拡大再生産
    (3) 労働の生産性を向上させる特殊なばあい
    (4) 生きた労働にたいする死んだ労働の比率をたかめるばあい
    (5) 単純な諸労働と技術的諸労働との技術性の高低差を縮めえたばあい
  五 表示された「価格」にもとづく工場での計算
   (一) もろもろの労働時間の計算
   (二) 研究開発部門
   (三) 「貨幣」額の計算
 Ⅱ ソ連経済にかんする諸理論の批判
  一 スターリン『経済的諸問題』におけるコルホーズの規定について
  二 大内力編『現代社会主義の可能性』におけるソ連農業の分析に関連して
  三 破産したスターリン主義政治経済体制、その再生産構造
    ――ソ連邦における農産物供出の強制および取引税徴収の基本的構造――
   A スターリン期のソ連農業
   B 重工業重点の拡大再生産および分配の構造
    (1) 諸生産物の価格の操作を捨象しての考察
    (2) 取引税徴収の独自的意味
    (3) 諸生産物の価格の操作にもとづく再生産および分配の構造の変形
   C スターリン主義的計画経済の克服
〔3〕 現段階における〈反帝国主義・反スターリニズム〉世界革命戦略
〔4〕 『資本論』第一巻 第一編 第一章 第一、第二節について

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