『共産主義経済建設論』

 拙著『共産主義経済建設論』(著者発行、2016年7月刊)を出版しました。書泉グランデ(東京・神田神保町)4階、模索舎(東京都新宿区新宿2-4-9)、ナカムラヤ(群馬県太田市本町14-27)で売っています。読んでください。
 
 ――破産したのはソ連=スターリン主義である。われわれは将来の共同社会の経済をいかに建設すべきなのか。――
 
 『共産主義経済建設論』目次

共産主義経済建設論
 序論
 一 社会の総労働
 (1) 必然の領域と自由の領域
 (2) 必要労働と余剰労働
 (3) 工場委員会とソビエト
 二 生産過程
 (1) 協同労働と諸労働力の高度な発展
 (2) 生きた労働の対象化と対象化された労働の移転
 三 技術的構成の高度化
 (1) 労働過程の技術化
 (2) 設備の更新と労働の節約
 四 社会的総生産物の再生産
 (1) 単純再生産
 (2) 拡大再生産
 (3) 労働の生産性を向上させる特殊なばあい
 (4) 生きた労働にたいする死んだ労働の比率をたかめるばあい

過渡期経済建設論の基礎となるもの
 『資本論』および『経済学批判』における労働の「質」について
 一 マルクスが書いていることをどう読むのか
  「具体的有用労働の異種性・異質性」と言えるか
  マルクス「商品論」における「労働の相異なる質」とは?
 二 商品に対象化されているところの生きた労働の表象
  対象化された労働の諸規定をどのように論じるのか
  うみだされた結果を措定したうえで……
  自動機械体系への労働者の従属にたいするマルクスの怒り
 三 黒田寛一の内面

 

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